投稿日:2012-07-22 Sun
■報告■講座番号⑪■食農共育【報告】江戸時代の料理書を読む~レシピを作ってみよう
江戸時代に印刷された初めての料理書「料理物語」より、レシピを解読し、食べてみたいメニューを実際に調理し、食しました。難解の古文書ですが、少しずつ読み解いて行く事で、江戸の食が今の私たちの食と、素材や調味料はほとんど変わらず作られていたことや、工夫を凝らし、想像以上にバラエティー豊かであったことなどが分かりました。さらに実際に調理することで、江戸時代の食を現代に蘇らせることができました。

■受講者のみなさまの声
<座学>
・大変興味深い講座でした。古文書の解読には時間がかかりますが、江戸時代のメニューの多さは、現代食の多国籍食に比べても、負けない程の材料を有効に使いきるレシピと感嘆しました。もっと、食材を使い切り、生かした、料理のチエを現代に活用したいです。(60歳代)
・回を重ねても他方からの切り口で、江戸時代の料理を扱い、毎回楽しく聞かせていただいています。(60歳代)
・久しぶりにワクワク、ドキドキしながら、先生のお話を聞くことが出来ました。今の世の中はお金を出せば、何でも手に入るけど、限られた材料の中で、何を作るか、何が出来るか自分で考えて料理することが大切だと思います。(50歳代)
・難しそうと感じていた料理書を読んでいると、楽しくてもっと知りたくなりました。読みといていったらワクワクしそうです。(40歳代)

<自習>
・食材は現代でも楽に手に入る物を使用しているが、味つけが(特に調味料)少なく、現代料理の複雑すぎる(味が入り乱れている)料理を再考する感があります。食材を充分に活かす江戸人の「粋」はこんなところかもしれませんね。(60歳代)
・胡椒をとろろに入れるのが以外で美味しかったです。砂糖を入れない煮物もやさしくてホッとする味でした。(30歳代)
・楽しく料理をさせていただきました。素朴な調味料ですが、素材のおいしさがひきだされており、どれもとてもおいしかったです。江戸料理にコショウがよく使われていたことを知っておどろきました。(50歳代)
-----------------------------------------
◆日 程 :<全2回> 6月27日、7月11日(水) 10:30~12:30
◆講 師 :江原 絢子 さん (東京家政学院大学名誉教授)
◆会 場 :生活クラブ館 (小田急線経堂駅下車徒歩3分)案内図
◆受講料 :一般4,000円/CS会員&生活クラブ東京組合員3,600円 ※材料費別途600円程度
◆定 員 :20名
スポンサーサイト
△ PAGE UP