投稿日:2011-07-16 Sat
■報告■講座番号⑪■食農共育「江戸エコ弁当から学ぶ」【報告】 飲食店からの発信
~食を通じて地球環境を守る新たな取組み
皇居にある楠公レストハウス料理長の話を聞きながら、江戸時代のハレの日のお弁当を再現した「江戸エコ行楽重」を食していただく講座でした。22種類のお料理がぎっしり詰まったお重を通して、江戸時代の人々の工夫や、生活を楽しむ姿、手抜きをしないでゴミをなるべく出さない生活を想像していただき、「経済性ばかりを優先してしまい、簡便なものを使っているレストランもあります。自分は普通に作っているだけです。それを評価する消費者が増えてほしい」の安部料理長の言葉が印象的でした。

■受講生のみなさまの声
・地産地消についてのシェフのお考えを聞いて、少し食べ物(食材)について見方が変わりました。私自身大学生で、お弁当を作って学校へ行くので、意識して料理したいと思います(20歳代)。
・料理人のご苦労を教わったように思います。外食産業も次から次に色々なお店が出てきますが、安い・早い・美味しくはない・・のは気になっていました。電子レンジチンのお料理だなとすぐ分かりますし、やはりていねいに考えて作ってくださるお店を探して行くことも消費者にとって大切なことですね(50歳代)。
・なつかしい食への回帰そのものの「江戸エコ行楽重」でした。味の記憶の引き出しを多くするための味見・・そういえば、幼い頃におばあちゃんが口にしていた言葉でした。こおり豆腐、おぼろ大根、蒸し羊かん・・どれも本当においしかった!味噌汁も美味でした(50歳代)。
・高い意識で料理をされているのに感心しました。お弁当もとてもおいしく当時の文化の奥の深さに改めて感動しました。作って下さった皆さまの気持ちが伝わりました(50歳代)。
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
◆講 師: 安部 憲昭さん ((財)国民公園協会 皇居外苑 楠公・北の丸レストハウス料理長)
◆日 時: 7月13日(水) 11:00~13:00
◆会 場: 皇居楠公レストハウス
(東京メトロ千代田線・日比谷線 二重橋前駅より徒歩約5分、
東京メトロ日比谷線・都営三田線 日比谷駅より徒歩約5分)
◆受講料: 3,500円 (CS会員価格 3,150円) 昼食代含
◆定 員: 20名
∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽∽
【1期講座一覧】 【会員登録について】
スポンサーサイト
△ PAGE UP